×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
1・・・狼毛筆
2・・・狼(先の茶色)+羊(根の白)毛筆
3・・・熊毛筆
4・・・羊毛筆
狼、熊毛は弾力が大きく力強い線を引けるので好きです。ただ水を含める量が少なくすぐに墨切れしちゃうので、溌墨や柔らかい感じを描きたいとき、色塗りは羊を使ってます。
上にあるのは写意用の筆で、工筆用の筆はまた別にあります(学校においてきたので撮れず)
筆を選ぶときは濡らした毛先を人差し指で少し勢いつけハネてみて元通りピンっと返ってきたら良い筆だと聞きましたが、まあ日本で売ってる筆は普通に良い筆が多そうなので別に実験しなくともいいかなと…
中国のほうが断然安いので目付きさえできれば良い値段で掘り出し物が見つけられると思います。
中国写意画家の多くは羊毛を使っていますが狼毛の大先生もいます(黄胄とか)
あと、水墨画で人物を描いてます、というと「水墨画でも人かけるの???」とよく言われるので
こんなもんかいてるよー的な↓
現代工筆人物
分かりにくいですが工筆線用の細い筆で線を引いています
これから色つくったり着色したり失敗したり洗ったり着色しなおしたり失敗したりちゃぶ台ひっくり返したり。
古代工筆模写
↑は敦煌壁画の模写。紙の上に敦煌土や高岭土を胶にまぜたマチエールをつくり
その上から塗ったりまた線を強調したり失敗したりちゃぶ台をひっくり返したりします
写意人物
こんな感じでまだまだ精進します…工筆よりは、写意贔屓というか、好き。
チベタンばっかり描いてるのは、チベット衣装の表現力とか、高原紅が好きだからです。
おまけの作業机
そろそろ片付けるべき。
PR